将棋の時間。

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第21局 対激指し12級 (勝593点)


いきなり角交換から向かい飛車で来た12級に持久戦銀冠で対抗する展開になる。

図の局面、実戦では7三銀、9三玉に7四馬と詰めろをかけたが0、ここですでに詰みがあった。それほど難しくない。守りに利いている飛車をとってしまえばよい。

対局中も飛車を取っての詰み筋が頭をかすめたが安全勝ちを目指したつもりであった。それほど難しい詰みではなかったのだから、ちゃんと読んでここで詰ましてしまう方がもっと安全だった。

相手を端につめて馬で詰ましてしまうこの流れは、いま読んでいる所司和晴先生の定跡本の二枚落ちの寄せにある。そこでも角と桂馬を使って詰ますものだった。

局面を見渡すと右銀と飛車が使えてないが相手も飛車が隠居中。もっとも守りには利いている。こちらは駒得で得た角と馬を使ってうまく攻めることができた。