将棋の時間。

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詰めろ逃れ

銀多伝を目指すも、肝心の銀が相手の挑発にのって上ずっているうちに銀バサミをくらう。そこから展開が悪くなる。*1
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さらに戻って馬を作ったところでおとなしく8八に引いてじっくり銀を歩の下から上げて勢力圏を拡大する将棋を目指すのがよかった。上の図では結局8八にいる。この馬は2二で成って5五に戻ってその後、上手の歩をつまみ食いをして8八に戻ってきた。

もちろん大駒のない四枚落ちの上手の攻めは薄い。まだまだ大優勢であった。

が、以下の局面、詰めろ逃れの手を指せれば勝てたという結果に終わる。*2

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*1:駒落ちでは開始時点で下手勝勢の局面評価だが、この局面はすでに下手優勢と評価が落ちている。

*2:ここで2六歩で逃れると勘違いし、詰まされてしまう。終了後、1六歩で指し直したら勝てた。屋敷九段の講座はためになると熱心に見ていて局面の見え方は違っているように感じるのだけれど、実戦で正確に指すのは難しい。