将棋と読書
電子書籍をiPadで読むのと同じ感覚でiPadで将棋を指している。相手はBonanza HD。
会社に行く途中のバスでiPadを開ければ、昨夜指した局面が開く。本を読むように局面を読む。じっくり読む。最近読んだ渡辺明竜王の本にあったように五手の読みを行う。
三手ではなく五手を読もうとするとかなり広くなる。だからじっくり読む。これが楽しい。
わからない局面でも少なくとも自分が不利にならない手を探す。
本読んでいて、途中わからなくなったら前に戻るように、指した手への応手が読んでない手であれば、1手戻して読みなおす。
バスが会社に着いたところでiPadを閉じる。続きは会社の帰りのバスで。
局面は3日がかりで指した終盤。5一香車とBonanza HDが指した手に、勝ちを確信。そこまでかなり苦しかったが、どこかで逆転できていたらしい。バスを降りて、コンビニ前のベンチに座ってじっくり詰みを読んだ。
感想戦は家に帰って、PCで激指し検討モードで行う。終盤の途中まで後手優勢であったのを逆転したことを知る。また、この局面の数手前に、すでに後手詰みがあったこともわかった。
将棋は読書のように楽しい。